2016-10-06気になる話題

話題の映画「君の名は。」に登場する組紐とは?

組紐ってなに?

組紐の始まりは、もともとは仏教が日本に伝えられた際に仏具や巻物の装飾品として使われていたモノが基となり伝わったとされています。
武具などの装飾品として使われたりと様々な場面で使われていました。
先日、NHKの「真田丸」に登場した真田紐も同じ様な形で伝承されてきたのでしょう。
その後、明治時代に入り廃刀令などにより着物の帯留や茶道具など様々な装飾品としてファッションの一部にも使われる様になり、現代に至っています。

組紐は実は縁起の良いモノ

組紐は、細い糸を寄せ集め束ねて作られることから、「縁を結ぶ」「モノとモノを結ぶ」「人と人を結ぶ」といった意味合いが込められているとされています。
糸を束ねて作る紐だからこそ生まれる強度があり、様々な繋がりを強固に結んでくれることから洒落の効いた意味合いが生まれたんだと思います。

組紐技法で作られる「おだまき」って知ってますか?

「おだまき」とは、組紐技法で作られる糸の玉ですが、組み始めの部分と終わりの部分がわからない作りになっています。
この糸の切れ目が見えない作りから「物事が繰り返す=縁が途切れず続く」といった意味合いがあり、縁起の良いものとされております。
江戸時代に洒落の効いた意味合いがあるモノが多く感じますが、組紐やおだまきも洒落の効いた意味合いがあり、捻りのある感じがオシャレですよね。

「君の名は。」に組紐が登場した意味合いとは?

では、なぜ映画「君の名は。」に組紐がキーアイテムとして採用されたのか?
これは私の個人的な意見ですが、組紐にある「縁を結ぶ」「人と人を結ぶ」といった意味合いが影響しているのではないかと考えています。
組紐を通して主人公が繋がりを感じるのは、組紐の意味合いを知っていなければ表現出来ないと思います。
これを機に伝統的な組紐に注目が注がれるのは良いことですね!

ちょっとした豆知識になりましたか?映画「君の名は。」の話題になったらちょっとした話のネタに使ってみてください。

「君の名は。」公式サイトより流用 http://www.kiminona.com/index.html

組紐ブレスレット

「縁を結ぶ」「人と人を結ぶ」の意味合いがある組紐のブレスレット。シルク糸により作られた組紐が肌触り良く、キラリと光るスワロフスキーがオシャレなアイテムです。映画「君の名は。」で話題の組紐を身につけてみませんか?

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